1. SCU は何か
SCU は、観測可能な入力を固定し、固定済み判定と検収記録を Evidence Pack として発行し、中央台帳照合で検収可能にする監査基盤です。価値の源泉は内部式の開示ではなく、提出物と照合手順が固定されていることにあります。
- 公開面で先に示すのは、何が届くか、どう検収するか、何を主張しないかです。
- 内部式・内部実装・再現用ソースは公開しません。
- 同じ値を自前で得ても、SCU が発行した Evidence Pack と中央台帳照合が無ければ、SCU の検収物とは扱いません。
2. 受け取るもの
current-phase の標準納品物は Evidence Pack(正本JSON)です。検収の主表示は `opaque_ref / evidenceHash / pack_sha256 / fixed_at` に限定し、内部キーや内部式は含めません。
- Evidence Pack(正本JSON)
- 公開参照子 `opaque_ref`
- 第一照合値 `evidenceHash`
- pack 完全性確認値 `pack_sha256`
- 固定時刻 `fixed_at`
3. 検収の順番
標準検収は、手元の Evidence Pack を SCU が保持する固定記録と照合する手順です。受領側で C0/C1 の式を再計算することは current 標準に含めません。
- Evidence Pack の `opaque_ref / evidenceHash / pack_sha256 / fixed_at` を確認する。
- 公開照合(Verifier / `/api/scu/audit`)で `opaque_ref + evidenceHash` を突合する。
- `pack_sha256` で、手元の Evidence Pack 全体が改変されていないかを確認する。
- `status="MATCH"` と `fixedAt` を確認し、SOW で合意した検収条件に従って受領を閉じる。
※ Public の `MISMATCH` は改ざん断定ではありません。未反映、参照不整合、環境差などの未確定を含みます。
4. 第三者提出で見るもの
第三者提出が必要な場合は、Submission Bundle を基準に読みます。bundle は「式」ではなく「提出物だけで確認できる最小セット」を束ねたものです。
- `ledger_entry.json`
- `evidence_pack.json`
- `VERIFY_OFFLINE_1PAGE.md`
- 既に存在する場合だけ `audit_receipt.json` / 外部アンカー receipt 群
※ 第三者が受理するかは非保証です。提出の可否・範囲(秘匿を含む)は、契約前に SOW で固定します。
5. このページが言わないこと
- SCU が事業上の採択、特定成果、法的受理、規制通過を保証するとは言いません。
- SCU の内部式・内部実装・内部運用手順をここで説明するとは言いません。
- `MATCH` だけで全ての第三者要件を満たすとは言いません。
- SOW で決めていない追加監査条件を、後から標準検収へ上乗せできるとは言いません。