C1 とは何か
C1 は、連続データや時系列を、そのまま並べるのではなく、事前に固定した条件で event として返すレーンです。目的は“良い数値を見せること”ではなく、固定条件つきの記録として検収を閉じられる状態を作ることです。
C1 を使うと何が返るか
C1 の返却は、Evidence Pack(正本JSON)を核にし、その外側に契約で固定した readout を添える構成です。current-phase の standard public pack 本文は 5 項目だけです。
accepted_input_json: 何を入力として受理したかを示す正文fixed_at: いつ固定したかopaque_ref: 公開参照子evidenceHash: 最初に照合へ使う検収値pack_sha256: 5-field pack 本文の完全性確認値
検収は `opaque_ref + evidenceHash` を第一照合組に使い、`pack_sha256` で pack 自体の完全性を確認します。
- KPI、イベントログ、要約テーブル、固定状態の記録などは、依頼者向けの返却物として個別契約で先に固定します。
- 利用者がどこまで受け取るかは案件ごとに固定し、公開デモや公開検収面だけで一律には決めません。
- 依頼者向け成果はこの readout 側に広がり得ますが、Evidence Pack の公開核は上の 5 項目で読みます。
- Event readout や KPI 数値群は、standard public pack 本文には入れません。
- 入力契約固定や提出補助の束は別に扱い、public pack 本文へは混ぜません。
- 取得用 URL などの便宜情報が付くことはあっても、それは Evidence Pack 正本の一部ではありません。
向いている記録
温度・圧力・振動・運転ログなど、閾値や継続条件の説明責任が必要な連続データに向いています。
- 規制・監査で「どの条件で異常としたか」を固定したい記録
- 同じログでも担当者によって読み方が揺れやすい記録
- 異常件数だけでなく、受理入力と検収値を同時に残したい案件
契約で先に固定すること
C1 では、public pack 本文は 5 項目に固定したまま、利用者に返す readout の範囲を個別契約で先に確定します。
- 核は 5-field Evidence Pack として固定する
- KPI / event log / summary table は contract-fixed readout として別に固定する
- 提出補助や入力契約固定の束は public pack 本文へ混ぜない
公開しない範囲
C1 の public 説明では、内部式・内部実装・詳細照合手順は公開しません。公開面は返却境界と検収面だけを示します。
- 内部式、再現用ソース、internal support payload は公開しない
- Event readout を standard public pack 本文には入れない
- 任意入力の run surface は公開面に置かない
※成果物は event 判定や付帯 readout を含み得ますが、その範囲は契約で固定します。public pack 本文の核は 5 項目のままです。
※検収は `opaque_ref + evidenceHash` を第一照合組とし、`pack_sha256` で pack 本文の完全性を確認します。
※内部方式と内部運用は非公開で扱い、外に出すのは固定済み返却境界と検収可能な記録だけです。